| 【展示構成】 |
| 第1展示室: | 映像 |
| 第2展示室: | 約1,500巻の糸を使用するインスタレーション |
| 第3展示室: | 旧東ベルリンから集めた約1,300枚の窓によるインスタレーション |
| 第4展示室: | パフォーマンスなど写真作品 |
| 第5展示室: | 焼けたピアノ・焼けた椅子によるインスタレーション |
2001年開催の第一回横浜トリエンナーレにおいて、塩田千春が発表した泥の付着した5着の巨大なドレス≪皮膚からの記憶≫は、見る者に鮮烈な衝撃を与えました。同じ神奈川の地で開かれる本展は、現在ドイツ(ベルリン)を拠点に欧米・アジアなど世界各地で作品を制作、発表し、高い評価を得ている塩田の首都圏初となる大規模な個展です。1996年よりドイツに住み、レベッカ・ホーン、マリーナ・アブラモヴィチらに師事した塩田の作品は、自らの身体を作品に仕立てるパフォーマンス・大量の糸を展示空間に張り巡らすインスタレーション・ピアノや椅子を燃やし機能を失わせることにより、自己と外界とのコミュニケーションの問題を提起するインスタレーション・旧東ベルリンの廃屋から集めた窓を組み合わせたインスタレーションなど多彩な手法と表現が特徴です。さらに今回初めての取り組みとして、展示作品とノルウェイを代表する劇作家ヨン・フォッセの作品「眠れ よい子よ」朗読音声とのコラボレイトを通して、人間と物質の存在を浮き彫りにする試みを行います。5室(1300平米)の空間に映像・インスタレーションを中心に展開される、精緻かつダイナミックな塩田千春の世界を是非体感してください。