Composer、Classic、Contemporary 3つの「C」と室内楽、オルガン、バロックが時空を超えてクロス!

2021年春に始動した神奈川県民ホール小ホールの新シリーズ「C×(シー・バイ)」。
Composer、Classic、Contemporaryという3つの「C」と、室内楽やオルガン、バロック音楽を自由な発想でクロス!
過去、現在、そして未来をひとつにつなげ、脈々と営まれる創造の世界を楽しんでいただくシリーズです。
1975年に開館した、約半世紀の歴史ある小ホールに新しい風を吹き込むのは、今をときめくフレッシュな音楽家たち。
400席の親密な空間で、時空を超える音楽の旅に出ませんか。

神奈川芸術文化財団 芸術総監督:一柳慧
県民ホール・音楽堂 芸術参与:沼野雄司

C×C

C×C作曲家が作曲家を訪ねる旅

不朽の名作と未来の名作の邂逅!
気鋭の作曲家が記念年を迎える過去の偉大な作曲家と向き合う

混ぜるな、キケン。

「個展」や「グループ展」ならば珍しくはない。しかし「C ✕ Cシー・バイ・シー」が試みるのは、現在と過去を担う二人の作曲家を対比させること。たとえば山本裕之の「捻じれ」が武満徹の「甘美」と、川上統の「生物相ビオタ」がサン=サーンスの「動物」と並べられる。その時、過去と現在は交錯し、衝突し、錯乱し・・・予想外の化学反応を起こすだろう。混ぜるな、危険。その禁を敢えて破るのがこの企画だ。

沼野雄司(音楽学者)

山本裕之×武満徹(没後25年)2021.11/6(土)15:00

山本裕之:紐育舞曲 (2016)
武満徹:雨の呪文 (1982)
山本裕之:輪郭主義II (2010/18)
武満徹:スタンザII (1971)
武満徹:サクリファイス (1962)
山本裕之:輪郭主義IV (2013)
武満徹:カトレーンII (1977)
山本裕之:横浜舞曲(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)

  • 山本 裕之

    山本裕之

    山本 裕之

    【作曲家】山本 裕之

    YAMAMOTO Hiroyuki, Composer

    1967年山形市生まれ、主に神奈川県で育つ。92年東京藝術大学大学院作曲専攻修了。作曲を故北村昭、近藤讓、故松下功の各氏に師事。これまでに第58回日本音楽コンクール第3位(89年)、現音作曲新人賞(96年)、BMW musica viva作曲賞第3位(ドイツ/98年)、武満徹作曲賞第1位(2002年)、第13回芥川作曲賞(03年)を受賞。またフォーラム91(カナダ/91年)、ガウデアムス国際音楽週間'94(オランダ/94年)、ISCM世界音楽の日々(ルクセンブルク/00年、横浜/01年)など、様々な音楽祭に入選している。作品はLe Nouvel Ensemble Moderne、Ensemble Contemporain de Montréal、Trio Fibonacci(以上モントリオール)、Nieuw Ensemble、Calefax Reed Quintet(以上アムステルダム)、NZ Trio(オークランド)、POING(オスロ)、バイエルン放送交響楽団(ミュンヘン)、ルクセンブルク管弦楽団、カイロ交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、ヴォクスマーナなど各地の演奏団体等により演奏され、またラジオで放送されている。演奏家や演奏団体、放送局等からの委嘱を受けて作曲を行っている傍ら、90年より作曲家集団《TEMPUS NOVUM》に参加、02年よりピアニスト中村和枝氏とのコラボレーション《claviarea》を行うなど、コンサートの企画なども含む様々な活動を展開している。02年第51回神奈川文化賞未来賞受賞。NPO Glovill、日本現代音楽協会各理事、Ensemble Contemporary α(東京)、音楽クラコ座(名古屋)各メンバー。現在、愛知県立芸術大学教授、お茶の水女子大学講師。作品の一部はM.A.P. Editions(ミラノ)やBabelScores(パリ)等から出版されている。
    オフィシャルサイト http://bit.ly/yamamotocomp

  • 石上真由子

    ヴァイオリン石上真由子

    石上 真由子

    【ヴァイオリン】石上 真由子

    ISHIGAMI Mayuko, Violin

    5歳からヴァイオリンを始め、8歳の時にローマ国際音楽祭に招待される。高校2年生で第77回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞及びE・ナカミチ賞受賞。第7回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1位、全部門最優秀賞及びコンチェルトデビュー賞受賞。第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位受賞。第14回チェコ音楽コンクールヴァイオリン部門第1位受賞。2017年9月バルトークコンクールにて特別賞受賞。題名のない音楽会、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァに出演。NHKテレビではドキュメンタリーや、東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団との共演も放送された。
    東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ブラショフ国立交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、セントラル愛知交響楽団など、国内外で多数のオーケストラと共演。アメリカ・ヨーロッパ各地の音楽祭・演奏会に出演。ソロ活動と共に、京都市交響楽団や大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団等に客演首席として出演するほか、長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山のメンバーとしても活躍している。
    18年1月、京都を中心に室内楽のコンサートを行うEnsemble Amoibeシリーズを立ち上げ、京都・東京各地で公演を行う。
    Music Dialogueアーティスト。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。京都コンサートホール第1期登録アーティスト。令和2・3年度 公共ホール活性化事業登録アーティスト。
    令和元年度 京都市芸術新人賞受賞。19年度音楽クリティック・クラブ賞 奨励賞受賞。令和元年度 大阪文化祭賞奨励賞受賞。19年度第29回青山音楽賞 青山賞受賞。
    19年1月、日本コロムビアの新レーベルOpus OneよりCD「ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」(レコード芸術準特選盤)をリリース。同年9月にリリースの「ラヴェル:ツィガーヌ」(東京ユヴェントスフィルハーモニー・坂入健司郎指揮)もALTUSレーベルより好評発売中。
    2021/2022シーズンには大阪交響楽団との共演も予定されている。

  • 山澤慧

    チェロ山澤慧

    山澤 慧

    【チェロ】山澤 慧

    YAMAZAWA Kei, Cello

    子どもの頃から好奇心旺盛。今、その好奇心はチェロの可能性の探求に向かっている。
    演奏活動の核としてあるのは、古典作品の勉強を地道に重ねることと、20世紀以降に書かれたチェロ作品を次の時代へと弾き継いでいくこと。
    2015年以降、20世紀以降に書かれた無伴奏チェロ曲のみを集めたリサイタルシリーズ「マインドツリー」を毎年開催。20年からは同シリーズの一環として、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲をテーマに据えたプログラムを6ヶ年計画で展開している。 20世紀に書かれた邦人作曲家によるチェロ作品を演奏してアーカイブ化し、未来に弾き継いでいきたいという野心を持ち、21年2月には「邦人作曲家による作品集」と題したリサイタルの第1回を、実験的な表現活動の発信地であるトーキョーコンサーツ・ラボで開催した。
    20年東京オペラシティ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」に登場。バッハの無伴奏チェロ組曲と6名の同時代の作曲家による新作を組み合わせた野心的なプログラムを披露した。その演奏はウェブ音楽批評誌『Mercure des Arts』の丘山万里子氏により、「聴衆は現代の『新しさ』とバッハの『新しさ』の往還をブランコのように楽しめる」「山澤のヴィルティオジテと感性がなければ生み出しえないブランコ遊戯で、こういうコンサートを仕掛け、やってのけるその才知技量、さらに、作曲界若手への創造喚起力、起爆力に大きな賛辞を贈りたい」と絶賛された。
    東京藝術大学附属高校、同大学を経て、同大学院修了。大学卒業時に同声会賞受賞、大学院修了時に大学院アカンサス賞受賞。12年、第10回ビバホールチェロコンクール第3位、第17回コンセールマロニエ21弦楽器部門第2位。2013年、第2回秋吉台音楽コンクールチェロ部門第1位。14年、第11回現代音楽演奏コンクール“競楽XI”第1位、第24回朝日現代音楽賞受賞。第1回(13年)宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学生。音川健二、藤沢俊樹、河野文昭、西谷牧人、鈴木秀美、山崎伸子の各氏に師事。17年には文化庁新進芸術家海外研修員として、フランクフルトにてアンサンブル・モデルンのチェロ奏者、ミヒャエル・カスパー氏のもと研鑽を積んだ。
    ソロ活動のかたわらオーケストラとの共演も数多く、2019年2月には「明日を担う音楽家たち」公演にてルトスワフスキチェロ協奏曲を東京シティ・フィルと共演。2020年11月には飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団とベートーヴェンの三重協奏曲を共演。またアミティ・カルテット、カルテット・オリーブ、チェロアンサンブルXTCなど多くのグループのメンバーとしても活動している。
    東京都町田市出身。藝大フィルハーモニア管弦楽団首席チェロ奏者、千葉交響楽団契約首席チェロ奏者。

  • 丁仁愛

    フルート丁仁愛

    丁 仁愛

    【フルート】丁 仁愛

    JEONG Inae, Flute

    東京生まれ。東京藝術大学器楽科卒業。フルートを前川美穂、立川和男、堀井恵、高木綾子、斎藤和志、小池郁江の各氏に、フラウト・トラヴェルソを前田りり子氏に師事。2017年 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXV参加。18年 木ノ脇道元プロデュース演奏会「若手プレーヤー達と。」参加。19年 東京藝術大学主催”Tokyo Independent ”にて絵画出展。第16回 21世紀音楽の会出演など。現在は都内を中心に演奏活動と作曲、編曲、詩作、描画での創作活動を行なう。現代奏造Tokyoメンバー。

  • 岩瀬龍太

    クラリネット岩瀬龍太

    岩瀬 龍太

    【クラリネット】岩瀬 龍太

    IWASE Ryuta, Clarinet

    桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学オーケストラアカデミーを修了したのち渡欧、ベルギーのアントワープ王立音楽院とモンス王立音楽院に学ぶ。これまでにウィーンモデルン現代音楽祭、ISCM World New Music Days 2013、Il Bienal Musical Hoje 現代音楽祭(ブラジル)、Oaar Wurm現代音楽祭(ベルリン)、Sluchalnia 現代音楽祭(ポーランド)、リンツ現代音楽祭(オーストリア)、ハニャン現代音楽祭(ソウル)、Musica Polonica Nova 現代音楽祭(ポーランド)等、数々の音楽祭に招聘されるほか、ウィーン楽友協会、ウィーンコンチェルトハウス、在オーストリア日本大使公邸、在日本オーストリア大使公邸、在ウズベキスタン日本大使公邸において演奏。数々のプロジェクトに招聘され、Peter AblingerやBernhard Langの新作をはじめ、国内外で多くの新曲を初演する。また、2019年には新作を含むバスクラリネット独奏曲のみによるリサイタルを行うなど、クラリネットのための作品を現代の作曲家へ委嘱・初演し、新たなレパートリーの開拓に意欲的に取り組んでいる。東京芸術劇場主催公演においてダンサーの勅使川原三郎氏、佐東利穂子氏、ソプラノ歌手のマリアンヌ・プスールとシェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》を共演するなど、他ジャンルのアーティストとの活動も積極的に行なっている。第11回ピエトロ・アルジェント国際室内楽コンクール(イタリア)第1位、第4回マルコ・フィオリンド国際室内楽コンクール(イタリア)第3位、第5回パドヴァ国際室内楽コンクール(イタリア)第3位、夏期国際音楽アカデミー(ウィーン)においてバルトーク賞を受賞。

  • 佐藤秀徳

    フリューゲルホルン佐藤秀徳

    佐藤 秀徳

    【フリューゲルホルン】佐藤 秀徳

    SATO Shutoku, Flugelhorn

    トランペット奏者。フリューゲルホルン奏者。Theater Orchestra Tokyo(K-Ballet Company)首席奏者。横浜シンフォニエッタ、大友良英スペシャルビッグバンド、ライヴパフォーマンスグループ「チャンチキトルネエド」(2013年活動休止)メンバー。アンサンブル・ノマドレギュラーゲスト。佐藤紀雄(Gt)とのデュオ「Barchetta」では、19年にALM RECORDSより、アルバム「Viaggio」をリリース。多くの音楽誌で推薦された。また、フリューゲルホルンをメインに使用した自身の演奏活動も多く、共演者と創り出すその独特な音の世界は近年注目を集めている。13年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」、19年大河ドラマ「いだてん」などをはじめとする劇伴音楽、CM、アーティストサポートなどの録音にも多く参加している。
    福島県郡山市出身。東京藝術大学卒業。

  • 大瀧拓哉

    ピアノ大瀧拓哉

    大瀧 拓哉

    【ピアノ】大瀧 拓哉

    OTAKI Takuya, Piano

    新潟県長岡市出身。愛知県立芸術大学及び大学院を首席で卒業、修了。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽演劇大学大学院修了。アンサンブルモデルン・アカデミー(フランクフルト)修了。パリ国立高等音楽院第三課程現代音楽科修了。国内外のいくつかのコンクールで入賞後、2016年フランスで行われたオルレアン国際ピアノコンクールで優勝。これまでにフランス、イタリア、ブルガリア、日本、韓国などで多くのリサイタルや音楽祭に出演。アンサンブル奏者としてもドイツ、フランスを中心にヨーロッパ各地でコンサートを行い、これまでにアンサンブル・モデルン(ドイツ)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(フランス)など、ヨーロッパの著名な現代音楽アンサンブルと共演している他、協奏曲のソリストとしても、オルレアンシンフォニーオーケストラとのバルトーク第3番、パリ音楽院ロレアオーケストラとのリゲティのピアノ協奏曲、新潟セントラルフィルハーモニー管弦楽団とのチャイコフスキー第1番、ショスタコーヴィチ第2番などを共演する。また講師として日本のみでなく、フランス各地10箇所の音楽院でのマスタークラスや、ソウル大学音楽学部でのワークショップを行う。17年にフランスでデビューCD“ベラ・バルトークとヴィルトゥオージティ”をリリース。20年夏には日本演奏連盟主催のリサイタルを東京文化会館小ホールで行い、音楽の友誌にて「…いかに作品の聴きどころを押さえ、超大作の構成を浮き彫りにし、最も大切なことに、奏者の大胆にして精緻、作曲家に忠実でありながら自己アピールにも優れた非凡なピアニズムを印象づける演奏であったか…」と高い評価を得る(萩谷由喜子評)。これまでに内宮弘子、斎藤竜夫、松川儒、掛谷勇三、ヴァディム・サハロフ、トーマス・ヘル、ウエリ・ヴィゲットの各氏に師事。現在、東京在住。愛知県立芸術大学非常勤講師。

  • 中村和枝

    ピアノ中村和枝

    中村 和枝

    【ピアノ】中村 和枝

    NAKAMURA Kazue, Piano

    武蔵野音楽大学卒業。JML入野義朗音楽研究所にて研鑽を積む。第3回日本現代音楽ピアノコンクール、第3回スペイン・シッチェス20世紀音楽コンクール、共に優勝。国内の多くの現代音楽演奏会に出演し、独奏曲、室内楽曲、協奏曲などの初演・再演に携わる。また海外に於いても、ワルシャワの秋、ISCM世界音楽の日々、ダルムシュタット夏期国際講習会、バルセロナ・サラマンカ20世紀音楽祭、ルクセンブルク国際現代音楽週間、ソウル・パンミュージックフェスティバル等の音楽祭で演奏・録音を行っている。2002年に作曲家・山本裕之と共に現代音楽ユニット
    ”claviarea”を結成。17年5月にはトロンボーン奏者・村田厚生とのユニット“コンテンポラリー・デュオ”でスイス・ドイツの5都市でリサイタルを行う。ALMレコードよりCD《to you from・・・》《松平頼暁・24のエッセーズ》をリリース。尚美ミュージックカレッジ、JML入野義朗音楽研究所講師。ピアノのアトリエ主宰。

  • 高野麗音

    ハープ高野麗音

    高野 麗音

    【ハープ】高野 麗音

    TAKANO Reine, Harp

    10歳よりハープを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部を経て2005年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格、10年同大学院修士課程を首席で修了。日本ハープコンクールでは02年アドヴァンス部門優勝をはじめ、各部門で入賞。05年フランス・リリーラスキーヌコンクールシニア部門第3位。07年アメリカインターナショナルハープコンペティション入賞。08年フランス・パリ国際ハープコンクール最高位。06年以降4年間ロームミュージックファンデーションの奨学金を得る。ソリストとしての活動をはじめ、室内楽やオーケストラ、新曲の発表などに積極的に参加。これまでに景山真菜、木村茉莉、渡邊萬里、イザベル・モレッティの各氏に師事。広島交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団と共演。NHKーFM名曲リサイタル、リサイタル・パッシオに出演。現在、東京藝術大学音楽学部、並びに東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ハープ科非常勤講師。

  • 土橋庸人

    リュート&ギター土橋庸人

    土橋 庸人

    【ギター】土橋 庸人

    TSUCHIHASHI Tsunehito, Guitar

    ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学大学院修了。リリエンフェルト(オーストリア)の音楽祭に招待、ドイツ文化センターにてクリスティーネ・イヴァノヴィッチによるエーリッヒ・フリートの「イザナギとイザナミ」の公演に出演。第一回パン・パシフィック現代音楽コンクール アンサンブルの部 第一位。ウィーン・ギターフォーラム国際コンクール 現代音楽賞、競楽XIIIにて、入選及び審査員特別奨励賞を受賞。これまでにギターを松居孝行、佐藤紀雄、D. ゲーリッツの各氏に師事。

  • 大場章裕

    打楽器大場章裕

    大場 章裕

    【打楽器】大場 章裕

    OBA Akihiro, Percussion

    福岡県出身。東京音楽大学を経て同大学大学院科目等履修生修了。同大学卒業演奏会出演。第28回日本管打楽器コンクールパーカッション部門第1位。同コンクール大賞演奏会にて東京ニューシティ管弦楽団とA.ジョリヴェ作曲「パーカッション・コンチェルト」を共演し、審査員特別賞受賞。イタリア・フェルモで開催された第10回イタリア国際打楽器コンクール・マリンバ部門第1位。2007年ザルツブルグで開催されたモーツァルテウム音楽学校サマーアカデミーに奨学金を得て参加。
    Peter Sadlo、Bogdan Bacanu、神谷百子の各氏に師事。第5回安倍圭子国際マリンバアカデミーに参加。オーディションに合格しファイナルコンサートに出演。13年アメリカ・アーケータで行われたZMF(ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル)に参加するなど、国内外のセミナーやコンクールに出場し研鑽を積む。サントリーホール・ブルーローズにて自身初のソロリサイタルを開催し好評を博す。現在、フリーパーカッショニストとして、オーケストラ、吹奏楽、ミュージカル、スタジオワーク、CMやTV出演などジャンルを問わず活動中。パーカッション・ミュージアム、モマ・パーカッション・カルテット、タッチ・パーカッション・カルテット各メンバー。

  • 有馬純寿

    エレクトロニクス有馬純寿

    有馬 純寿

    【エレクトロニクス】有馬 純寿

    ARIMA Sumihisa, Electronics

    1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、ジャンルを横断する活動を展開。ソリストや室内アンサンブルのメンバーとして「サントリーホール サマーフェスティバル」「コンポージアム」などの現代音楽祭をはじめ数多くの演奏会で電子音響の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2012年より国内外の現代音楽シーンで活躍する演奏家たちと現代音楽アンサンブル「東京現音計画」をスタート、その第1回公演が第13回佐治敬三賞を受賞した。現代音楽作品の電子音響の演奏以外では、一柳慧、湯浅譲二、杉山洋一をはじめとする作曲家との共同作業や、スガダイロー、石若駿などジャズミュージシャンや、国内外の実験的音楽家とのセッションも積極的に行っている。また、会田誠、小沢剛らとの「昭和40年会」をはじめ美術家とのコラボレーションも多く、最近では「瀬戸内国際芸術祭2013、2016」に参加し、香川県男木島にてインスタレーションの展示やワークショップなどを行ったほか、昨年10月にはソウルにて韓国の同世代の美術家たちとのプロジェクト「50|50」を行った。現在、東京シンフォニエッタメンバー、帝塚山学院大学リベラルアーツ学科准教授、京都市立芸術大学非常勤講師。

監修:山本裕之

<全席指定>
一般¥4,000
学生(24歳以下・枚数限定) ¥2,000
セット券(11.6&1.8)¥7,000

発売
7/17(土)〜

川上統×サン=サーンス(没後100年)2022.1/8(土)15:00

サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」
川上統:組曲「ビオタの箱庭」(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)

  • 川上 統

    川上統

    川上 統

    【作曲家】川上 統

    KAWAKAMI Osamu, Composer

    1979年生まれ。東京生まれ、広島在住。東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲専攻卒業、同大学院修了。作曲を湯浅譲二、池辺晋一郎、細川俊夫、久田典子、山本裕之の各氏に師事。2003年第20回現音新人作曲賞受賞。09、12、15年に武生国際音楽祭招待作曲家。18年秋吉台の夏現代音楽セミナーにて作曲講師を務める。楽譜はショット・ミュージック株式会社より出版されている。
    現在、エリザベト音楽大学専任講師、国立音楽大学非常勤講師。Tokyo Ensemnable Factory musical adviser、Ensemble Contemporary α作曲メンバー。作曲作品は170曲以上にのぼり、曲名は生物の名が多い。チェロやピアノや打楽器を用いた即興も多く行う。

  • 阪田知樹

    ピアノ阪田知樹

    阪田 知樹

    【ピアノ】阪田 知樹

    SAKATA Tomoki, Piano

    2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール4位。
    2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。コンクール史上、アジア人男性ピアニスト初優勝の快挙。「天使が弾いてるかのようだ!」-Leslie Howard-と審査員満場一致、圧倒的優勝を飾る。
    第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。「清澄なタッチ、優美な語り口の完全無欠な演奏」-Cincinnati Enquirer-と注目を集める。
    チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ氏より高く評価されイヴァン・モラヴェッツ賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。
    アレクサンドル・ラザレフ、ヴラディーミル・ヴァ―レック、レナード・スラットキン、アンドレア・バッティストーニ、ヤーノシュ・コヴァーチュ諸氏の下、シュターツカペレ・ハレ、チェコ国立交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フォートワース交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団他と共演。東京クヮルテットメンバーとの共演など室内楽奏者としても活躍。
    国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルを名ピアニスト、ニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。クライバーン・ショパン・フェスティバルでのオール・ショパン・プログラムによるリサイタルは、「ヴィルトゥオージティ、天性の叙情性、ピアノに対峙する真摯な姿が聴衆を感動の渦に巻き込んだ!」―Fort Worth Star-Telegram―と高評を得た。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタルデビューを果たす。
    幼少期より作編曲にも傾注、近年は委嘱を受け、初演の機会に恵まれている。
    2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。
    東京藝大附属高、東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。ウィーンの三羽烏パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に亘り師事。音楽理論・作曲を高橋千佳子、永冨正之、松本日之春の各氏に師事。
    2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。

  • 中野翔太

    ピアノ中野翔太

    中野 翔太

    【ピアノ】中野 翔太

    NAKANO Shota, Piano

    江戸弘子に師事し、1999年からジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。その後、同音楽院に進み、ピアノをヨヘヴェト・カプリンスキーに、室内楽をイツァーク・パールマンに師事、2009年に同大学院を卒業。
    これまでに明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、財団法人江副育英会の助成やソニー・フェローシップ・グラントを受けている。1996年第50回全日本学生音楽コンクール小学生の部で全国1位および野村賞受賞。
    これまでにシャルル・デュトワ指揮/NHK交響楽団、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、小澤征爾指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団等と多数共演。リサイタルでは、第20回<東京の夏>音楽祭、東京オペラシティ主催「B→C」、トッパンホール、紀尾井ホール、東京文化会館小ホールなどで意欲的に行っている。最近では、ジャズの松永貴志と即興も交えた2台ピアノ、そのほか3台ピアノやヴァイオリンとの室内楽等でも各地で好評を得ている。
    CDは、オクタヴィア・レコードより「シューマンピアノ曲集」「ガーシュウィンピアノ曲集」「ラ・ヴァルス~ラヴェル&コリリアーノ:ピアノ作品集」の3枚をリリース。いずれもレコード芸術誌の特選盤、”ガーシュウィン”はあわせて優秀録音盤に選出されている。2014年、ウラディーミル・アシュケナージ指揮/NHK交響楽団との共演は、豊かな表現力と透明感のある響きで好評を得た。クラシックを基盤に、作曲、編曲、ジャズ演奏など音楽活動の幅を広げている。第15回出光音楽賞受賞。浜松国際ピアノアカデミー2021の講師を務める。
    公式YouTubeチャンネル https://www.japanarts.co.jp/artist/ShotaNAKANO

  • 尾池亜美

    ヴァイオリン尾池亜美

    尾池 亜美

    【ヴァイオリン】尾池 亜美

    OIKE Ami, Violin

    東京都生まれ。東京藝術大学附属高校を経て、同大学を安宅賞、同声会賞、アカンサス賞を受賞し卒業。ローザンヌ高等音楽院修士課程修了。英国王立北音楽院、グラーツ芸術大学にて研鑽を積む。日本学生支援機構(JASSO)大賞受賞。青山音楽賞バロックザール賞受賞。ロームミュージックファンデーション奨学生。明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。日本モーツァルト音楽コンクールに最年少で入賞。 江藤俊哉ヴァイオリンコンクール優勝。日本音楽コンクール第1位、聴衆賞、黒柳賞、レウカディア賞受賞。マンチェスター国際ヴァイオリンコンクール優勝、委嘱作品最優秀演奏賞。カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール第2位。Ensemble FOVE、アミティ・カルテット、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学講師。

  • 戸原直

    ヴァイオリン戸原直

     戸原 直

    【ヴァイオリン】戸原 直

    TOHARA Nao, Violin

    東京都八王子市出身。東京藝術大学音楽学部を卒業、同大学大学院を修了。2012年第17回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。2016年バンフ国際弦楽四重奏コンクール(BISQC)にてCareer Development Awardsを受賞。これまでにヴァイオリンを齋藤真知亜、漆原朝子、漆原啓子、徳永二男、E.ペレーニ、玉井菜採、堀正文の各氏に師事。ヴィオラを川﨑和憲氏に師事。現在、東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師、藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター。紀尾井ホール室内管弦楽団、アンサンブルofトウキョウ、Ensemble FOVEのメンバー。Lemoned Quartetヴィオラ奏者。2019年秋よりドイツ・リューベック音楽大学に留学。
    Daniel Sepec氏に師事。2021年夏から日本での活動を再開。

  • 安達真理

    ヴィオラ安達真理

    安達 真理

    【ヴィオラ】安達 真理

    ADACHI Mari, Viola

    東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として幅広く活動するなか、2021年4月日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者に就任。8月には、セカンドアルバム『J.S.バッハ-組曲&パルティータ』(T-TOC RECORDS) をリリース。これまでに国内外で研鑽を積み、13年からはインスブルック交響楽団にて副首席奏者を2年間務めた。16年より、パーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に参加し、19年の来日ツアーでは、各地で行われたプレコンサートにおいて、五嶋みどり氏とモーツァルトの二重奏曲を披露した。テレビ朝日『題名のない音楽会』などのメディア出演のほか、 19年には熊本城ホール開業記念公演で坂本龍一、藤原真理の各氏とピアノ・トリオを演奏し、話題となった。アミティ・カルテット、Ensemble FOVE創立メンバー。
    オフィシャルサイト https://www.mariadachi.com/

  • 荒井結

    チェロ荒井結

    荒井 結

    【チェロ】荒井 結

    ARAI Yui, Cello

    福井県福井市出身。6歳よりスズキ・メソードでチェロを学ぶ。中学校卒業後渡米、Idyllwild Arts Academy(米カリフォルニア)に留学。2003年よりドイツ国立ハンブルク音楽大学に留学。08年、岩城宏之音楽賞受賞、ブラームス国際コンクールチェロ部門第2位入賞。これまでに、オーケストラアンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演し好評を博す。現在はソロ、室内楽を中心に活動中。これまでに、参納純三、John Walz、Wolfgang Mehlhornの各氏に師事。 東京チェロアンサンブルメンバー。(公財)福井県文化振興事業団主宰福井ジュニア弦楽アンサンブル・セミナー講師。福井大学教育学部音楽科非常勤講師。
    荒井結チェロ・リサイタル実行委員会
    オフィシャルサイト https://aycello.amebaownd.com

  • 内山和重

    コントラバス内山和重

    内山 和重

    【コントラバス】内山 和重

    UCHIYAMA Kazushige, Contrabass

    北九州生まれ。福岡教育大学を中退、東京音楽大学卒業。コントラバスを吉浦勝喜、吉田秀の両氏に師事。現代音楽祭(韓国・トンヨン)、オーケストラアカデミー(韓国・インチョン、東京)、バロックセミナー(北九州)等で研鑽を積む。東邦音楽大学実技演奏研究員、ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラ講師、コントラバス教室『奏和』主宰。近年の活動はイチベレ・オルケストラ・ファミリア・ドゥ・ジャパンとしてFRUEフェス2019に出演。2016年より始めた独奏会では古今のコントラバス無伴奏曲の他、自作自演や弾き唄いなど枠に捉われないパフォーマンスは好評を得ている。またコロナ禍において一組のお客さんのための独奏会「あなたとわたしの小音日和」などを企画開催。川上氏とは特に本歌取りプロジェクトという企画において新作を数多く発表した他、ラフォルジュルネにおいてハルモニア杯審査員特別賞(川上統作曲ガトリングヨハン)を受賞。
    オフィシャルサイト https://uchiyamakazushige.net/

  • 多久潤一朗

    フルート多久潤一朗

    多久 潤一朗

    【フルート】多久 潤一朗

    TAKU Jun-ichiro, Flute

    東京藝術大学在学時より現代音楽を中心に活動を始め、国内外の作曲家の新作初演を多数手がける。ソリストとしてもこれまでに新日本フィルハーモニー管弦楽団はじめ数々のオーケストラと協奏曲を共演した。また自身がリーダーを務める次世代型フルートトリオ『マグナムトリオ』はイギリスやカナダ、ロシア、韓国他様々な国の音楽祭からの招待公演を行なっている。レコーディングも多く、米津玄師『パプリカ』、アニメ『鬼滅の刃』、ゲーム『スーパーマリオオデッセイ』『ゼルダの伝説Botw』などのフルート、笛類も担当している。

  • 芳賀史徳

    クラリネット芳賀史徳

    芳賀 史徳

    【クラリネット】芳賀 史徳

    HAGA Fuminori, Clarinet

    東京芸術大学音楽学部器楽科卒業後、渡仏。オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方国立音楽院卒業。第78回日本音楽コンクール(クラリネット部門)入選。第27回日本管打楽器コンクール(クラリネット部門)第1位。これまでに、千石進、日比野裕幸、山本正治、鈴木良昭、亀井良信、A.ダミアン、A.シャボ、N.バルデルーの各氏に師事。日本フィルハーモニー交響楽団副首席クラリネット奏者を経て、現在読売日本交響楽団クラリネット奏者。桐朋学園大学非常勤講師。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。

  • 西久保友広

    打楽器西久保友広

    西久保 友広

    【打楽器】西久保 友広

    NISHIKUBO Tomohiro, Percussion

    東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程修了。2005年第10回KOBE国際学生音楽コンクールにおいて最優秀賞及び兵庫県教育委員会賞受賞。第10回JILA音楽コンクール打楽器部門において第1位受賞。第22回日本管打楽器コンクールにおいて第2位受賞。第75回読売新人演奏会出演。第10回神戸新聞文化財団松方ホール音楽賞大賞受賞。大学在学中、東京音楽大学特待生及び(財)明治安田生命クオリティオブライフ文化財団奨学生に選ばれ奨学金を授与される。05年モーツァルテウム・インターナショナル・サマー・アカデミーを大学より奨学金を得て受講。これまで「JTアートホール 期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、「府中の森芸術劇場めばえコンサート」、NHK-FM「名曲リサイタル」「アクトシティニューアーティストシリーズリサイタル」「府中市民芸術文化祭開会式」「トーキョーワンダーサイト主催リサイタル『21世紀を担う新鋭たちの響き』 」など多数出演。また、12年NHK交響楽団定期公演において武満徹作曲『5人の打楽器奏者とオーケストラのための「From me flows what you call time」』のソリストとして出演。
    05年から2年間東京音楽大学においてティーチングアシスタントを務めた。現在読売日本交響楽団打楽器奏者。「パーカッション・ミュージアム」「パーカッショングループ72」「The TUBA BAND」のメンバー。16年ユーフォニアム奏者外囿祥一郎氏とのデュオCD「日本のうた」リリース。音楽之友社「バンドジャーナル」にて「こちら西久保打楽器研究室」を連載中。玉川大学、昭和音楽大学、東京音楽大学各講師。

  • 藤井里佳

    打楽器藤井里佳

    藤井 里佳

    【打楽器】藤井 里佳

    FUJII Rika, Percussion

    桐朋学園大学音楽学部卒業。読売新聞社主催第72回新人演奏会出演。日本打楽器協会主催第18回新人演奏会最優秀新人賞受賞。打楽器姉妹UTARI(藤井はるか・里佳)として現代打楽器作品の普及活動に力を注ぎ、リサイタルの定期開催、またPASIC(アメリカ)、カナダ現代音楽祭、クロアチア現代音楽祭及び各国の音楽大学より招聘を受け、演奏・マスタークラスを行い国内外において打楽器作品の魅力を発信。桐朋学園大学音楽学部、埼玉県立芸術総合高等学校各非常勤講師。
    オフィシャルサイト http://www.utariduo.com/

監修:川上統

<全席指定>
一般¥4,000
学生(24歳以下・枚数限定) ¥2,000
セット券(11.6&1.8)¥7,000

発売
7/17(土)〜

C×O

C×Oオルガン・コンサート・シリーズ

気軽に楽しむプロムナード・コンサートから新作初演の意欲的なリサイタルまで
国内公立ホールで最も歴史のあるパイプオルガンの多彩な魅力を堪能!

オルガン・アドバイザー:中田恵子

プロムナード・コンサート

ランチタイム・プロムナード
  • 中田恵子

    オルガン中田恵子

    中田恵子

    【オルガン】中田 恵子

    NAKATA Keiko, Organ

    鎌倉市在住。東京女子大学文理学部社会学科卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。同大学院修士課程修了。修士論文ではJ.S.バッハ《トッカータ ハ長調》(BWV564)をめぐる演奏解釈を論じ、日本オルガニスト協会年報誌JAPAN ORGANIST 第38巻に掲載される。その後渡仏。パリ地方音楽院の演奏家課程を審査員満場一致の最優秀の成績で修了。第11回アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにて優勝。併せて優れた現代曲解釈としてGiuseppe Englert賞を受賞。帰国後、東京芸術大学教育研究助手を経て、現在、(一財)キリスト教音楽院講師、国際キリスト教団代々木教会パイプオルガンクラス講師、玉川聖学院オルガニスト、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会オルガニスト。キングインターナショナルよりデビューCD「Joy of Bach」をリリース、レコード芸術や仏音楽誌Diapasonにおいて高い評価を受ける。2021年4月より神奈川県民ホール オルガン・アドバイザーに就任。

2021.4.23(金)12:20 (約30分)

<全席指定>
入場無料(要事前申込)

受付開始
3/26(金)〜

2022.2.18(金)12:20 (約30分) ※出演者はオーディションにて選出

<全席指定>
入場無料(要事前申込)

受付開始
2022.1/28(金)〜
アフタヌーン・プロムナード
  • 浅井寛子

    オルガン浅井寛子

    浅井寛子

    【オルガン】浅井 寛子

    ASAI Hiroko, Organ

    東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。在学中よりオルガンを学び、フェリス女学院大学音楽学部ディプロマコースオルガン専攻、東京藝術大学大学院修士課程修了。
    1991年、白川イタリアオルガン音楽アカデミーにてピストイア賞および白川賞受賞、同年ピストイア(イタリア)でのオルガン音楽アカデミーに招かれ演奏会を開く。以降欧米各地の講習会にて研鑽を積む。 ルネサンスから現代まで幅広いレパートリーを持ち、ソロ、アンサンブル、伴奏など多岐にわたって演奏活動を行っているほか、カトリック教会の典礼音楽にも力を入れている。長年にわたる歴史的即興演奏法および指導法の研究を基に、2012年即興工房TOKYO(TOKIF)を設立。2007年のブクステフーデ、2009年C. フランク、2013年にはヒンデミットと、それぞれに的を絞ったプログラムでのリサイタルを開催。2019年3月にはJ.S. バッハのゴルトベルク変奏曲を全曲演奏した。 現在、カトリック麹町聖イグナチオ教会オルガニスト。聖徳大学音楽学部、白川イタリアオルガン音楽アカデミー、BELUGAパイプオルガンクラス講師。即興工房TOKYO(TOKIF)主宰。

2021.6.25(金)14:00 (約45分)

<全席指定>
¥500

発売
4/23(金)〜
  • 久保田真矢

    オルガン久保田真矢

    久保田真矢

    【オルガン】久保田 真矢

    KUBOTA Maya, Organ

    神戸女学院大学を経て、東京藝術大学、同大学院修士課程修了。フランクフルト音楽大学にて古典から現代音楽まで幅広く研究する。帰国後もオランダ、スペイン、イタリアなど国内外のオルガンアカデミーを訪れ、さらに研鑽を積む。現在は、関西を中心にオーケストラ、合唱、声楽、管楽器との共演、オーケストラのオルガンパート担当、ソロ演奏などの活動をしている。金管楽器との共演は多く、なかでも2008年「オムロンパイプオルガンコンサートシリーズVol.36 」(於:京都コンサートホール)金管楽器とのコラボレーションによる「展覧会の絵/ムソルグスキー」、2017年トランペットとのデュオ「交響曲第5番第1楽章“葬送行進曲”/マーラー」(於:LICはびきの)は絶賛された。一方オルガンの魅力を伝える講座では2018、2019年未就学児対象「幼児のためのポジティフオルガン体験講座」(於:京都コンサートホール)の講師を務め、大好評を得る。伊澤長俊、廣野嗣雄、E.クラップの各氏に師事。アクトシティ浜松副オルガニスト、安土文芸の郷セミナリヨ及びLICはびきのオルガン講座講師。(一社)日本オルガニスト協会理事。

2021.11.26(金)14:00 (約45分)

<全席指定>
¥500

発売
8/27(金)〜
  • ジャン=フィリップ・メルカールト

    オルガンジャン=フィリップ
    ・メルカールト

    ジャン=フィリップ・メルカールト

    【オルガン】ジャン=フィリップ・メルカールト

    Jean-Philippe Merckaert, Organ

    ベルギー生まれ。パリ国立高等音楽院でオルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに師事し、2005年プルミエ・プリを得て卒業。ベルギーではブリュッセルのベルギー王立音楽院にてジャン・フェラーにオルガンを師事し、2008年修士号を取得。モンス王立音楽院にてクラシック作曲法を学び、2007年修士号を取得。2007年、フライベルクにおけるジルバーマン国際オルガンコンクール第2位、2009年、ブルージュ国際古楽コンクールオルガン部門第2位受賞。2003年から1年間札幌コンサートホールKitara専属オルガニスト、2011~14年まで所沢市民文化センター ミューズ ホールオルガニストを務めた。現在、那須野が原ハーモニーホールオルガニスト、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師、片倉キリストの教会オルガン教室講師。近年、オーケストラ曲の編曲にも力を入れており、様々な演奏会で好評を得ている。CDは「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ ライプツィヒ手稿からのコラール集(2枚組)」(スイス)、「フランク、ドビュッシー、サン=サーンス オルガン編曲集」(パリ)、「シャルル=マリー・ヴィドール オルガン交響曲 第5番」(那須野が原ハーモニーホール)をリリース。

2022.1.28(金)14:00 (約45分)

<全席指定>
¥500

発売
11/26(金)~
ナイト・プロムナード
  • 川越聡子

    オルガン川越聡子

    川越聡子

    【オルガン】川越 聡子

    KAWAGOE Satoko, Organ

    東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院音楽研究科修了。フランス国立トゥールーズ高等芸術院修了。オルガンを小林英之、廣野嗣雄、早島万紀子、ミシェル・ブヴァール、ヤン・ヴィレム・ヤンセンの各氏に師事。第2回アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ国際オルガンコンクール第2位入賞。 所沢市民文化センターミューズの初代ホール・オルガニストを4年間務め、サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール等の主催公演に出演。これまでにフランス、オーストリア、ベルギー、スペインに招聘され、2018年8月にはパリのノートルダム大聖堂とマドレーヌ教会のオルガン・リサイタルシリーズに出演。海外の歴史的楽器の豊富な演奏経験を生かした演奏研究と啓蒙活発も活発に行っている。 2018年10月キングレコードよりCD「超絶サウンド!芸劇オルガン」をリリース。
    現在、東京芸術劇場副オルガニスト。洗足学園音楽大学及び東海大学教養学部芸術学科オルガン講師。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
    オフィシャルサイト http://satoko-kawagoe.com

  • 三宮美穂

    メゾソプラノ三宮美穂

    三宮美穂

    【メゾソプラノ】三宮 美穂

    SANNOMIYA Miho, Mezzosoprano

    東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。堤俊博、瀬山詠子、永井和子の各氏に師事。オペラでは日生劇場「ジャンニスキッキ」をはじめ、「フィガロの結婚」「ヘンゼルとグレーテル」など多数のオペラに出演。容姿からズボン役には定評がある。コンサート・ソリストとしてもさまざまな宗教曲、オーケストラ作品に出演し、日本各地で活躍の場を広げている。 また、精力的に日本歌曲にも取り組み、「彩美歌」という女声アンサンブルグループを結成し、木下牧子作品を中心に多数のコンサートを開催。ライブノーツより「彩美歌〜木下牧子をうたう」のCDをリリース!ハーモニー誌の推薦版として紹介されるなど、好評を得ている。現在はオペラ、コンサートでソリストとして演奏活動するかたわら、多くの合唱指導、ヴォイストレーナーとしても活躍中。 東京混声合唱団レジデントメンバー、Ensemble COTIOL、彩美歌、大分二期会、二期会会員。
    オフィシャルサイト https://blog.goo.ne.jp/sanchan110

2021.8.27(金)19:00 (約45分)

<全席指定>
¥500

発売
6/25(金)〜

神奈川県民ホール オルガン・アドバイザー就任記念
中田恵子 オルガン・リサイタル
フランス×日本 時空を越えて2021.10/9(土)15:00

N.d.グリニー:アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星よ)
J.S.バッハ:幻想曲ハ短調BWV 562
鈴木純明:パンジェ・リングァに基づくリチェルカーレ(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)
尾高惇忠:オルガンのためのエッセイ
M.デュリュフレ:前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 ほか

  • 中田恵子

    オルガン中田恵子

    中田恵子

    【オルガン】中田 恵子

    NAKATA Keiko, Organ

    鎌倉市在住。東京女子大学文理学部社会学科卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。同大学院修士課程修了。修士論文ではJ.S.バッハ《トッカータ ハ長調》(BWV564)をめぐる演奏解釈を論じ、日本オルガニスト協会年報誌JAPAN ORGANIST 第38巻に掲載される。その後渡仏。パリ地方音楽院の演奏家課程を審査員満場一致の最優秀の成績で修了。第11回アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにて優勝。併せて優れた現代曲解釈としてGiuseppe Englert賞を受賞。帰国後、東京芸術大学教育研究助手を経て、現在、(一財)キリスト教音楽院講師、国際キリスト教団代々木教会パイプオルガンクラス講師、玉川聖学院オルガニスト、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会オルガニスト。キングインターナショナルよりデビューCD「Joy of Bach」をリリース、レコード芸術や仏音楽誌Diapasonにおいて高い評価を受ける。2021年4月より神奈川県民ホール オルガン・アドバイザーに就任。

  • 青木洋也

    聖歌/カウンターテナー青木洋也

    青木洋也

    【聖歌/カウンターテナー】青木 洋也

    AOKI Hiroya, Countertenor

    東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J. S.バッハの《マタイ》《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータの独唱をつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加している。ソロCDは、現在までに『トスティを歌う 〜英語による歌曲を集めて〜』など5枚をリリースしており、レコード芸術特選盤に選ばれるなどいずれも好評を得ている。合唱指揮者としての活躍しており、国内のみならずニューヨーク・カーネギーホールやプラハ・ドヴォルザークホールなどの著名ホールでバッハ《ミサ曲ロ短調》、ヴェルディ《レクイエム》などを指揮し大成功へと導いている。パーセル・プロジェクト代表。日本キリスト教団聖ヶ丘教会教会音楽主任および聖歌隊長。

<全席指定>
一般¥3,000
ペア券¥5,500
学生(24歳以下・枚数限定) ¥2,000

発売
6/25(金)〜

オルガン・クリスマスコンサート2021.12/11(土)15:00

  • 今井奈緒子

    オルガン今井奈緒子

    今井奈緒子

    【オルガン】今井奈緒子

    IMAI Naoko, Organ

    東京藝術大学、ドイツ・フライブルグ音楽大学オルガン科卒業。オルガンを河野和雄、秋元道雄、廣野嗣雄、ジグモント・サットマリーの各氏に師事。1985年ドイツ・ゲオルグ・ベーム国際オルガンコンクール、88年ベルギー・ブルージュ国際バッハ・コンクールに入賞。日本・ヨーロッパ各地におけるソロ活動のほか、経験豊かな通奏低音・アンサンブル奏者として共演者から信頼を得ている。ソロCDに「シャイトのアラマンダ」「バッハ:クラヴィーア練習曲集第3部」「スウェーデン 7つのオルガン」、付属CDに「バッハのコラールを歌う」ほか。バッハ・コレギウム・ジャパン創設時からのメンバーとして教会カンタータシリーズをはじめとする国内外での公演、CD録音に数多く参加した。現在東北学院大学教養学部教授、大学オルガニスト、同宗教音楽研究所々長。日本キリスト教団霊南坂教会オルガン主任。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

<全席指定>
一般¥3,500
ペア券¥6,500
学生(24歳以下・枚数限定) ¥2,000

発売
8/27(金)〜

C×B

C×B大塚直哉が誘うバロックの世界

古楽のスペシャリストが道案内!
古くて新しいバロックの世界

2022.3/26(土)

  • 大塚直哉

    チェンバロ大塚直哉

    大塚直哉

    【チェンバロ】大塚 直哉

    OTSUKA Naoya, Cembalo

    東京藝術大学楽理科を経て同大学院チェンバロ専攻、アムステルダム・スウェーリンク音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。アンサンブルにおける通奏低音奏者として、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活躍するほか、こうした古い時代の鍵盤楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。ソロCD「ルイ・クープラン:クラヴサン曲集」 (ALM RECORDS)のほか録音多数。現在、東京藝術大学音楽学部教授、国立音楽大学非常勤講師。宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場のオルガン事業アドヴァイザーを務める。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。日本チェンバロ協会会員。NHK・FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。
    オフィシャルサイト http://utremi.na.coocan.jp/

<全席指定>
一般¥4,000
学生(24歳以下・枚数限定) ¥2,000

受付開始
11/27(土)〜

神奈川県民ホール

〒231-0023 横浜市中区山下町3-1

チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)

※就学前のお子様は、ご入場いただけません。
※やむを得ない事情により、出演者、曲目等が変更になる場合があります。
※神奈川県民ホールでは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底し主催公演を実施いたします。ご来場前に神奈川必ず、当館ホームページの「ご来場のお客様へのご案内」をご確認ください。

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