イタリア、ミラノ生まれ。ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にてピアノ、作曲、指揮を学ぶ。在学中1992年にグイド・カンテッリ管弦楽団を設立。ザルツブルク復活祭音楽祭、ミラノ・スカラ座等に出演。99年、イタリア、トッレ・デル・ラーゴのプッチーニ・フェスティバルの音楽監督に就任。これまでにシチリア交響楽団の芸術、音楽監督（イタリア、パレルモ）、ペトゥルッツェッリ劇場（イタリア、バーリ）のディレクター、ボローニャ市立歌劇場管弦楽団の芸術監督、オペラ・オーケストラ・オブ・ニューヨークの音楽監督、上海大劇院のゲスト・ディレクター等を歴任し、『アンドレア・シェニエ』（2001年テル･アヴィヴ）、『蝶々夫人』（04年東京、NHKホール）、マスカーニ『友人フリッツ』（09年ベルリン・ドイツ・オペラ）、『フェドーラ』（11年モネ劇場）の他、プッチーニ『トスカ』『ラ・ボエーム』『トゥーランドット』『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』、マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』、チレア『アドリアーナ・ルクヴルール』等で世界各地の歌劇場や音楽祭に出演。これまでプラシド・ドミンゴ、エリーナ・ガランチャ、ヨナス・カウフマン等世界の名歌手と共演している。

演出・振付家、Ｈ・アール・カオス主宰。独自の美意識と哲学に支えられた空間感覚溢れる作品は、時代の空気と鋭く共振し、その精神や思考の在り方を形にすることで、優れて個的でありながら普遍的な説得力を発揮している。ダンスの美学を書き換えたとまでいわれる、既成概念を打ち破る大島の空間感覚溢れる創造力は、国内外で高い評価を受けている。海外からの招聘も多く、アジア、ロシア、欧州、北米各地での数多くの公演を実施してきた。日本のカンパニーとしては唯一、トロント、モントリオール、ピッツバーグの各都市で年間最優秀作品に、NYではThe New York TimesのDance of The Yearに選出されるなど衝撃的な大成功を収めている。
コンテンポラリーダンスの枠を超えたスケールの大きな作品が多く、演出する作品はカンパニーにとどまらず、シンガポールのSingapore Dance Theatreでの委託作品、東宝ミュージカル『エリザベート』、東京二期会オペラ『ダフネ』『ファウストの劫罰』などを演出・振付。
キリンコンテンポラリーアワード優秀賞、第27回舞踊批評家協会賞新人賞、日本バレエ協会振付特別賞、村松賞、第29回・第34回舞踊批評家協会賞大賞、千年文化芸術祭優秀作品賞、第１回朝日舞台芸術賞、ニムラ舞踊賞等、他多数を受賞。

阪 哲朗は欧米での客演も数多く、おもにドイツ、オーストリアなどで約40に及ぶオーケストラ、歌劇場に招かれ成功を収めている。日本においては、主要オーケストラ、新国立劇場、二期会などのオペラ団体を指揮している。
これまでに、ビール市立歌劇場専属指揮者、ブランデンブルグ歌劇場専属第一指揮者、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場音楽総監督、山形交響楽団首席客演指揮者、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督を歴任。現在、山形交響楽団常任指揮者。
2008/09年の年末年始に、ウィーン・フォルクスオーパーで、同劇場の年間のハイライトとも言うべき公演の「こうもり」を指揮したことは、大きな話題となった。
京都市出身。京都市立芸術大学作曲専修にて廣瀬量平氏らに師事。卒業後、ウィーン国立音楽大学指揮科にてK.エステルライヒャー、L.ハーガー、湯浅勇治の各氏に師事。
山形大学での公開講座や東京芸術大学より特別招聘教授として招かれるなど、後進の指導にも力を注いでいる。
第44回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。
京都府文化賞奨励賞、ABC国際音楽賞、京都市芸術新人賞、第２回ホテルオークラ音楽賞、第12回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第26回藤堂顕一郎音楽賞受賞。

東京藝術大学声楽科卒業、ジュリアード音楽院ピアノ伴奏科修士課程修了。修了後、サンフランシスコ歌劇場コレペティトゥアを務める。その後フランス国立リヨン歌劇場コレペティトゥアに就任、音楽監督ケント・ナガノのもと、数々の公演やレコーディングに参加。パリ・シャトレ座ではチョン・ミョンフンやゲルギエフの薫陶を受ける。
1999年、英国ダーティントン音楽祭『イドメネオ』で指揮デビュー。翌年『ナクソス島のアリアドネ』で再度招聘される。日本デビューは同年新国立劇場小劇場『オルフェオとエウリディーチェ』。その後日生劇場をはじめとする劇場で、『カルメン』『人間の声』『カルメル会修道女の対話』『ランスへの旅』等を指揮。
東京芸術劇場では得意のフランスオペラを指揮、『ドン・カルロス』（パリ版日本初演）、『サムソンとデリラ』『真珠とり』『放蕩息子』、CD録音もある『ジャミレ』で好評を得る。イタリアオペラでも、三菱UFJ信託音楽賞受賞の『ナブッコ』の他、藤原歌劇団『椿姫』『仮面舞踏会』等を指揮。邦人作品にも定評があり、自身でプロデュースしたオペラ『白虎』では佐川吉男賞を受賞し、CDもリリースされている。
愛知県立芸術大学講師、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団常任指揮者、ザ・オペラ・バンド音楽監督。

東京藝術大学卒業(アカンサス音楽賞及び同声会賞)、同大学院修了。これまでの主な出演は『ファルスタッフ』アリーチェ、『ラ・ボエーム』ミミ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『カルメン』題名役、ミカエラ等。『さまよえるオランダ人』ゼンタ、『タンホイザー』エリーザベト、「ニーベルングの指環」ブリュンヒルデ、『トリスタンとイゾルデ』題名役等多くのワーグナー作品にカヴァーキャストとして参加。東京二期会には『パルジファル』クンドリでデビュー、豊かな表現力と美しさを携えた声で圧倒的な存在感を示し、『イドメネオ』エレットラ、『ナクソス島のアリアドネ』『サロメ』各題名役にて出演。日生劇場『ルサルカ』題名役やびわ湖ホール『ワルキューレ』ジークリンデでも好評を得る。二期会会員

武蔵野音楽大学卒業。1980～81年ローマ留学。平成5年度文化庁派遣芸術家在外研修員。1975年『リゴレット』マントヴァ公爵で二期会デビュー、その後東京二期会では『春琴抄』幇間真平、同オペラのサヴォンリンナ音楽祭公演、『ホフマン物語』フランツ、『トゥーランドット』皇帝アルトゥム、『蝶々夫人』ゴロー、『フィガロの結婚』バジリオ、ドン・クルツィオ等の他、新国立劇場等でも数多くのオペラに出演。長年の間日本オペラ界の中核を担う傍ら、二期会オペラ研修所所長として後進の指導も行い、多くの才能を育てている。二期会会員

中国中央音楽学院卒業、東京藝術大学大学院修了。第38回イタリア声楽コンクールシエナ部門シエナ大賞(第1位)。これまでに『カルメン』スニガ、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、『フィガロの結婚』バルトロ、『セビリャの理髪師』バジリオ、『トスカ』シャルローネ、『魔笛』ザラストロ等重要な役を務める。東京二期会での『ナブッコ』ザッカーリア、『マクベス』バンコー、『ドン・カルロ』フィリッポ2世、『リゴレット』スパラフチーレのほか、びわ湖・神奈川『ラ・ボエーム』コッリーネ、日生劇場『フィデリオ』ドン・ピツァロ、グランドオペラ共同制作『アイーダ』国王等も演じる。来年1月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』アビメレクで出演予定。二期会会員

国立音楽大学卒業、同大学院、文化庁オペラ研修所修了。イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞(第1位)、五島記念文化賞オペラ新人賞、出光音楽賞、エクソンモービル音楽賞本賞、芸術選奨文部科学大臣賞及び新人賞等受賞多数。ドン・カルロ、オテロ、ラダメス等数々の主演では英雄的かつノーブルな存在感と優れた演唱で、トップテノールとして聴衆を魅了。近年東京二期会での『トリスタンとイゾルデ』『ローエングリン』各題名役も絶賛を博した。ウィーン・フィル始め主要楽団と共演し国際的指揮者から信頼を得る。CD「六騎～こころを歌う。」「アマリッリ麗し」等多数。今後は東京二期会『フィデリオ』フロレスタン、同コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』題名役で出演予定。二期会会員

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。日本音楽コンクール第1位、日伊声楽コンコルソ第1位、イタリア声楽コンコルソ･シエナ大賞を同一年度で受賞。他に出光音楽賞、新日鉄音楽賞、リチーア・アルバネーゼ プッチーニ国際声楽コンクール第1位等数々の栄誉に輝く。『イル･トロヴァトーレ』『椿姫』と相次いでヒロインを演じ、完璧なヴェルディ･ヴォイスで絶賛を博す。またマゼール指揮トスカニーニ･フィル日本公演では世界的巨匠からも賛辞が寄せられた。近年ではロンドン・ロイヤルアルバートホール及びソフィア国立歌劇場野外劇場『蝶々夫人』、東京二期会『トスカ』『ローエングリン』『フィデリオ』、グランドオペラ共同制作『アイーダ』で主演の他、ミシガン・オペラ等にも出演。二期会会員
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東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了(優秀賞)。ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院で学ぶ。2000年ラインスベルク音楽祭『セビリャの理髪師』フィガロに抜擢され、以降ドイツを拠点に欧州で活動。近年東京二期会では『魔笛』パパゲーノ、『フィガロの結婚』題名役(以上宮本亞門演出)、『サロメ』ヨカナーン(ヴィリー・デッカー演出)を演じる他、新国立劇場公演にも多数出演。オペラに欠かせないバリトンである他、「カルミナ・ブラーナ」等のコンサートソリストとしても活躍。二期会会員

東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了(優秀賞)。サリエリ『ファルスタッフ』(若杉弘指揮)フォードでオペラデビュー。その後『ウィンザーの陽気な女房たち』フェントン、『皇帝ティートの慈悲』『イドメネオ』各題名役、『ラ・ボエーム』ロドルフォ等を演じる他、びわ湖ホールや新国立劇場で多くの作品に出演。近年東京二期会では『ダナエの愛』メルクール、『ウィーン気質』ヨーゼフ、『天国と地獄』マーキュリーを務める。『トゥーランドット』ポンでの出演は、東京フィルハーモニー交響楽団との共演がCDとしてリリースされている。「第九」等のソリストとしても活躍。二期会会員

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所及び新国立劇場オペラ研修所修了。これまでびわ湖・神奈川『タンホイザー』題名役、東京二期会『トリスタンとイゾルデ』『ローエングリン』各題名役、『外套』ルイージ等のカヴァーを務めた。近年東京二期会では『ダナエの愛』ミダス、『ナクソス島のアリアドネ』テノール歌手/バッカス、『ばらの騎士』テノール歌手等で出演し、いずれも高い評価を得た。また新国立劇場『ルチア』では、ノルマンノで世界的歌手と共演を果たすとともにその存在感を示し、当シリーズ『アイーダ』伝令も務めた。今後は東京二期会『フィデリオ』、新国立劇場『ルチア』出演予定。二期会会員

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所修了。ミラノ・スカラ座アカデミア短期研修修了。第52回日伊コンコルソ第2位。第88回日本音楽コンクール入選。これまでに『フィガロの結婚』フィガロ、伯爵、『ドン・ジョヴァンニ』題名役、『魔笛』パパゲーノ、『結婚手形』ズルック、『こうもり』アイゼンシュタイン、『ナクソス島のアリアドネ』音楽教師など多くの役を演じる。また、東京交響楽団の定期演奏会などにソリストとして出演。東京二期会では『こうもり』ファルケ、『ジャンニ・スキッキ』マルコ、『エロディアード』ヴィテリウスを演じる。今後は東京二期会『ルル』出演予定。二期会会員

東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁新進芸術家海外研修制度、五島文化記念文化賞オペラ新人賞及び、ローム ミュージック ファンデーション、野村財団、さわかみオペラ芸術振興財団各奨学生として渡伊。第26回イズマエーレ・ヴォルトリーニ国際声楽コンクール特別賞、第46回日伊声楽コンコルソ第１位及び歌曲賞、フィオレンツァ・コッソット国際コンクール特別賞、ウッザーノ国際コンクール第1位及び蝶々夫人賞他受賞多数。スペイン、マラガセルバンテス劇場のコンサートでも好評を得る。2012年『ナブッコ』アビガイッレで二期会デビュー、19年日生劇場『トスカ』題名役も務め、いずれも高く評価された。イタリア在住。二期会会員

東京藝術大学卒業、同大学院修了。第16回民音コンク－ル第2位。1977年『魔笛』でのオペラデビュー以来『皇帝ティトの悲劇』『イル・トロヴァトーレ』『椿姫』『仮面舞踏会』『オテロ』『蝶々夫人』『トゥーランドット』『道化師』『カルメン』『サムソンとデリラ』『ホフマン物語』等数多くのオペラで主演。『タンホイザー』「ニーベルングの指環」等で絶賛を博し、ヘルデンテノールの地位を不動のものとした。『こうもり』『メリー・ウィドー』『微笑みの国』『天国と地獄』等オペレッタでも活躍。また『黒船』『あだ』『沈黙』など邦人作品への出演も多くこれらの公演の成功に大きく寄与する他、後進の育成にも携わる。二期会会員

ウクライナ生まれ。キエフ国立チャイコフスキー音楽院で学ぶ。New Names Competition第1位(ウクライナ)。2005年よりキエフ市立歌劇場専属歌手として『エフゲニー・オネーギン』グレーミン、『イオランタ』レネ王、『アイーダ』ランフィス等に出演。日本ではアレーナ・ディ・ヴェローナ日本公演『アイーダ』(ドミンゴ指揮)国王、ゼッダ指揮『セビリャの理髪師』バジリオ、小澤征爾指揮『フィガロの結婚』バルトロで出演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本『サロメ』兵士、びわ湖ホール『リゴレット』スパラフチーレ、『ラインの黄金』ファゾルト、日生劇場『ラ・ボエーム』コッリーネ、『魔笛』ザラストロ等も演じる。

国立音楽大学及びボローニャ国立音楽院卒業。二期会オペラ研修所修了。第38回イタリア声楽コンコルソ、ミラノ大賞及び松下電器賞。第6回東京国際声楽コンクール最高位及び東京新聞賞。2015年ロームシアター京都竣工式にて小澤征爾指揮「第九」ソリストを務める。東京二期会では2017年『ばらの騎士』(セバスティアン・ヴァイグレ指揮、リチャード・ジョーンズ演出)動物売りにて二期会デビューし、翌年には『外套』(ベルトラン・ド・ビリー指揮、ダミアーノ・ミキエレット演出)ルイージで出演。近年はドラマティックな表現を求められる役を主軸にその存在感を示している。二期会会員

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。第10回財団法人江副育英会オペラ奨学生として2001〜04年渡伊。五島記念文化財団の奨学生として05年より1年間再渡伊。第34回日伊声楽コンコルソ優勝。第69回日本音楽コンクール第1位。第12回リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞受賞。00年新国立劇場小劇場オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』でオペラデビュー。イタリアで研鑽を積みながら『イル・カンピエッロ』ガスパリーナで藤原歌劇団デビュー、その後も新国立劇場『トゥーランドット』リュー等で活躍する。容姿・実力を兼ね備えた歌唱は常に評価が高い。藤原歌劇団団員

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了(優秀賞)。さわかみオペラ芸術振興財団の助成によりトリエステに留学。2017年6月トリエステ・ヴェルディ劇場シーズンプログラムコンサートに出演、その後同劇場『エフゲニー・オネーギン』中隊長でイタリアデビュー。「第九」や「メサイア」等のコンサートでもソリストを務める。東京二期会には『ジャンニ・スキッキ』でデビューし、その後『サロメ』『蝶々夫人』に出演、『天国と地獄』ではジュピターを演じた。二期会会員

東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了。第14回日本声楽コンクール第3位(1位なし)。「ロ短調ミサ」「メサイア」「レクイエム」「天地創造」「大地の歌」等コンサートソリストとして活躍。オペラでは『コジ・ファン・トゥッテ』『セビリャの理髪師』『愛の妙薬』『リゴレット』『椿姫』『ボエーム』『カルメン』等主要な役で出演。東京二期会では『魔笛』『メリー・ウィドー』『サロメ』『トゥーランドット』『イドメネオ』『ナクソス島のアリアドネ』『ばらの騎士』『こうもり』と数多く出演。昨年のグランドオペラ共同制作『カルメン』ではレメンダードを演じた。今後は東京二期会『ルル』画家で出演予定。二期会会員

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外研修員としてイタリアで、ローム ミュージック ファンデーション奨学生としてドイツで研鑽を積む。東京二期会では、『ダナエの愛』メルクール、『こうもり』アルフレードで出演。その他新国立劇場オペラパレスにて、『ピーター・グライムス』『ファルスタッフ』『サロメ』『死の都』『蝶々夫人』など数多くの作品に出演。近年では、オペラ夏の祭典2019-20『トゥーランドット』ポン、藤原歌劇団(共催:新国立劇場、東京二期会)『ランスへの旅』騎士ベルフィオーレで出演。今後は新国立劇場『カルメン』レメンダードで出演予定。二期会会員

東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了(最優秀賞及び川崎靜子賞)。フィランドにて学ぶ。2010年上海万博「世紀のコンサート」での「第九」他、「ロ短調ミサ」「ヨハネ受難曲」「メサイア」「レクイエム」等でもソリストも務める。オペラでは、若杉弘指揮『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモで本格的オペラデビュー。その後『フィガロの結婚』『マクベス』『シモン・ボッカネグラ』各題名役、『魔笛』パパゲーノ、『椿姫』ジェルモン、『蝶々夫人』シャープレス、『トスカ』スカルピア、『マダム・サン＝ジェーヌ』（日本初演）ナポレオン等で出演。東京二期会ではコンヴィチュニー演出『サロメ』兵士Ⅰで出演、同役はNHK交響楽団定期公演でも演じた。二期会会員

舞踊家。幼少よりクラシックバレエ、コンテンポラリーダンスを習得。H・アール・カオスを主宰する演出・振付家の大島早紀子の全ての公演に主演。1997年パリのクレテイユ大劇場でのソロ公演『ロミオとジュリエット』以降、2000年The New York TimesのDance of The Yearに選出された『秘密クラブ...浮遊する天使達』や代表作『春の祭典』等、世界各地全ての公演を牽引してきた。北南米、欧州、アジア、ロシア等で実施してきた公演では、行く先々のマスコミで、舞踊の持つ魅力と興奮を実証する突出したダンサーと評されてきた、希有なアーティストである。東京二期会オペラ『ダフネ』『ファウストの劫罰』はもちろん、大島演出・振付のSingapore Dance Theatreでの『Feast of Immortality』に主役として客演、愛知県芸術劇場大ホールでもダンスオペラ『青ひげ城の扉』ユディット役、『神曲』での主演、ファルフ・ルジマトフと共演した『UZME』等。 他に音楽座ミュージカル『星の王子様』の蛇役で出演。16年ソロ公演『エタニティ』で、大好評を得る。04年文化庁芸術選奨受賞。

聖心女子大学在学中よりモダンダンスを藤本幸子氏に師事。以降様々な舞踊家の作品に出演。埼玉舞踊コンクール第3位。2003年の『春の祭典』『Miserere』から09年『The Rite of Spring / Flowers of the Bones』までH・アール・カオスの国内外全ての公演に参加。東京二期会オペラには07年『ダフネ』、10年『ファウストの劫罰』に出演。現在は、MWBバレエスタジオ(渡辺麻子氏主宰)で講師として後進の指導に当たっている。

2000年、ドイツ・デュッセルドルフにてH・アール・カオスの代表作であり世界的な傑作『春の祭典』からH・アール・カオス公演に参加。以降国内公演はもちろん、オーストリア、韓国、シンガポール、チリ、ロシア、ポーランド、フィンランド、アメリカなど世界中のステージに立つ。09年のAmerican Dance Festivalでは『Flowers of the Bones』で主役を果たすなど、研ぎ澄まされた表現力と優れた身体能力で、カンパニーを牽引するメンバーとして活動を続けた。東京二期会オペラには07年『ダフネ』、10年『ファウストの劫罰』に出演。個人的な活動にNIKEのポスター、adidas Japanとのコラボ、世界的パーカッショニスト辻コースケとのセッション等、その活動は多岐にわたる。

日本女子体育大学舞踊学科卒業。2005年のチリ・サンチャゴよりH・アール・カオス公演に参加。そのほかコンテンポラリーダンスを主に多数振付家による作品に出演。埼玉全国舞踊コンクール第2位、埼玉県教育長賞、あきた全国舞踊コンクール第3位、(社)現代舞踊協会制定 新人振付賞、奨励賞など受賞。文化庁新進芸術家国内研修員を経て、文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏。帰国後再びH・アール・カオス公演に参加。東京二期会オペラには10年『ファウストの劫罰』に出演。

群馬県高崎市出身。幼少よりクラシックバレエを学ぶ。高崎バレエスタジオにて、瀬山紀子氏に師事。2012年、宝塚歌劇団入団。芸名、鳳華はるな（ほうかはるな）男役として8年間在籍。宙組『華やかなりし日々』『クライマックス-Cry-Max-』で初舞台。その後、雪組に配属。『ベルサイユのばら－フェルゼン編－』『るろうに剣心』『ドン・ジュアン』『ファントム』等に出演。手足の長さを生かし、感情を全身で表現するダンスを得意とし、『ファントム』での台詞のない従者役では豊かな身体表現で好評を得た。19年9月、宝塚歌劇団退団後、H・アール・カオスにて、大島早紀子、白河直子に師事し、コンテンポラリーを中心に活動中。

4歳よりトモミバレエスタジオにてバレエを始め堀田智美氏に師事。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒。在学中、日独交流公演、日本を代表する国際音楽フェスティバルなど学外の公演にも積極的に参加。また大学の広告塔にも抜擢されJALの機内線雑誌にてバレエを披露したり学内公演では数々の作品の主演を務めた。またバレエを続ける中で身体のメンテナンスの重要性も感じ人体解剖生理学の勉学にも励んだ。またモデルとしても花王エッセンシャルのTVCMに出演したり富士フイルムの広告モデル等としても活躍する。