神奈川県民ホールギャラリー 開館40周年記念展

八木良太展「サイエンス / フィクション」 
Lyota Yagi Solo Exhibition"Science / Fiction"
【終了】

  • 日時 2014/12/21(日)~2015/1/17(土) (10:00-18:00 開場)
  • 会場 ギャラリー
  • 展示室 第1展示室 , 第2展示室 , 第3展示室 , 第4展示室 , 第5展示室
  • お問い
    合わせ
    神奈川県民ホール 045-662-5901(代表)

展覧会、関連イベントのアーカイブはこちらからご覧いただけます。

八木良太展  サイエンス / フィクション

http://www.lyt.jp/sf/

 

【展覧会情報】

*12/29~1/3は休み
*入場は閉場の30分前まで
(展覧会初日は20日と告知しておりましたが、21日に変更になりました。ご了承ください。)

 

日常は、すこし/不思議

神奈川県民ホールギャラリーは、5つの展示室からなる約1300㎡の広大な展示室を活用し、1975年の開館以来、様々な現代美術を紹介する展覧会を開催してきました。本展は、近年開催した塩田千春展「沈黙から」(2007年)、小金沢健人展「あれとこれのあいだ」(2008年) 泉太郎展「こねる」(2010年) 、さわひらき展「Whirl」(2012年)に続く、若手作家に焦点をあてたシリーズにおける5人目の個展となります。今回は、「サイエンス/フィクション」と題し、映像やサウンド、オブジェなどを巧みに関係させるインスタレーションで評価が高いアーティスト・八木良太の最大規模の個展を行います。「サイエンス/フィクション」は、いわゆる「SF」を示す言葉ですが、藤子・F・不二雄氏は「すこしふしぎ(Sukoshi Fushigi)」と解釈しました。八木は日常にある様々な事物を、知的好奇心と遊び心を加味した独自の感覚でとらえ直し、モノの機能や性質を解体・再構成することで、鑑賞者の感覚を刺激する作品を数多く発表してきました。八木が巧みに仕掛け、作り上げた空間を体感し、新鮮ですこし不思議な驚きに出会ってみませんか。

 

      
左から≪Animated Clock≫(2013) 、≪Sound Sphere≫(2011) 、≪Takoyaki Sequencer≫(2014)  photo: Nobutada Omote

 

八木良太 Lyota Yagi

1980年愛媛県生まれ。京都市在住。
見たいものしか見ない・聞きたいことしか聞かないといった、我々の制限的な知覚システムあるいは態度に対する批判的思考をベースに作品制作を行う。既製品を用いて作品を構成し、その現れによって人間の知覚やそれを利用した工学的システムを浮かび上がらせるような作品を発表している。音響作品をはじめとして、オブジェや映像、インスタレーションからインタラクティブな作品など、表現手法は多岐にわたる。
近年の主な展覧会に、「Second Sight」(うつのみや妖精ミュージアム、栃木、2014年)「日常/オフレコ」(KAAT神奈川芸術劇場、神奈川、2014年)、「phono/graph―音・文字・グラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリーギャラリー、東京、2014年)、「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR」(横浜美術館、神奈川、2011年)など。

 

【関連企画】

◎八木良太展 「サイエンス / フィクション」
アーティスト・トーク

2014年12月21日(日)14:00
八木良太、中野仁詞(本展企画構成)
*展覧会チケットでご覧いただけます。予約不要
 

八木良太展「サイエンス / フィクション」×アート・コンプレックス2014
『タイムトラベル』

現代美術と、ダンス、音楽など他ジャンルの表現を実験的に関係させることで、新たなアートの創造を試みるプロジェクト"アート・コンプレックス"の第7弾。展覧会会場を舞台に、岩渕貞太の身体表現、八木良太の映像美術、蓮沼執太の音楽によるパフォーマンスをお届けします。

12月23日(火・祝) 19:00開場 / 19:30開演
出演:岩渕貞太[パフォーマンス]、八木良太[美術]
音楽:蓮沼執太

全席自由 2,000円

チケット発売:一般前売 2014年11月29日(土) KAme先行発売 11月28日(金)
チケット取り扱い:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/(24時間)


◎八木良太展「サイエンス / フィクション」×アート・コンプレックス2014
アフター・トーク

2014年12月27日(土)14:00 
出演:平倉圭(横浜国立大学)、岩渕貞太、八木良太、中野仁詞(本展企画構成
会場:神奈川県民ホールギャラリー

本公演を映像とともに振り返りながら、身体表現と美術の関係について語り合います。
*展覧会チケットでご覧いただけます。予約不要
 

◎八木良太展 「サイエンス / フィクション」
アーティスト・トーク

2014年12月28日(日)15:00
八木良太、中野仁詞(本展企画構成)
*展覧会チケットでご覧いただけます。予約不要


◎八木良太展「サイエンス / フィクション」
トーク・セッション
物の理(もののことわり) 八木良太の場合


2015年1月12日(月・祝)14:00

畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)、金子智太郎(東京藝術大学/本展図録ゲスト執筆)、八木良太
*展覧会チケットでご覧いただけます。予約不要


イベント等の最新情報は随時ウェブサイト、Twitter 等でお知らせいたします。
本展特設ウェブサイト: http://www.Lyt.jp/sf
神奈川県民ホールギャラリーTwitter: @kanaken_gallery

チケット

チケット料金
入場料:一般700円 / 学生・65歳以上500円 / 高校生以下無料 *障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料 *10名以上の団体は100円引き
主催 神奈川県民ホール[公益財団法人神奈川芸術文化財団]