【公演中止】C×C(シー・バイ・シー)　作曲家が作曲家を訪ねる旅 Vol.4
酒井健治×ジェルジ・リゲティ［生誕100年］

『C×C(シー・バイ・シー)　作曲家が作曲家を訪ねる旅 Vol.4』酒井健治×ジェルジ・リゲティ［生誕100年］

　2023年1月14日に開催を予定しておりました『「C×C(シー・バイ・シー)　作曲家が作曲家を訪ねる旅 Vol.4」酒井健治×ジェルジ・リゲティ［生誕100年］』は、当ホールの制作上の準備が整わず、やむなく公演を中止することとなりました。

　本企画の開催を楽しみにしてくださっていたお客様には、大変なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

　なお、今回の公演中止によるチケットの払戻し方法につきましては後日改めてご案内いたしますので今暫くお待ちください。　

⇒ ※払戻期間は終了いたしました。

2022年12月23日

神奈川県民ホール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

公演中止に関するお問い合わせ：

神奈川県民ホール事業課　045-633-3797（平日10:00～17:00）

公演概要

正当な異端か、異端な正当か？

昨年からはじまった新企画「C✕C（シー・バイ・シー）」の第２シーズンに登場するのは山根明季子と酒井健治。いずれも京都市芸で学んだ作曲家だが、作風も軌跡もまるでちがうのが面白い。現代アートの文脈の中に巧みに音楽を侵入させる山根は、一見するとポップな異端のようで、考え抜かれた創作姿勢はまさに正当そのもの。現代音楽界における異端の王様ジョン・ケージと、彼女はどう対峙するのだろう。一方、若くしてフランスとスイスで学び、国際的に華々しい活躍を続ける酒井は、一見するとスマートで正当に見えるけれども、貪欲で攻撃的な創作姿勢の中に間違いなく異端をはらんでいる。憎しみと愛情が相半ばするジェルジ・リゲティの音楽と対になったときに、その作品の真価が問われるはず。今年の９月と来年の１月、横浜でこの２人がケージとリゲティを、異端と正当を激しく交差させる。聴き逃したら、一生後悔することは間違いない。（沼野雄司）

時代を切り拓く作曲家に出会うー現代音楽シリーズ

気鋭の作曲家(Composer)と記念年を迎える作曲家(Composer)の作品を組み合わせ、各々の新しい魅力を引き出すシリーズ。時代の最先端を行く作曲家・酒井健治の新作を含む作品と、2023年に生誕100年となる現代音楽の巨匠リゲティの作品を、今をときめく旬な音楽家の演奏でお楽しみください。

出演

上野由恵(フルート)

金子亜未(オーボエ)

亀井良信(クラリネット)

長哲也(ファゴット)

福川伸陽(ホルン)

三浦友理枝(ピアノ)

田中翔一朗(ピアノ)

中田恵子（オルガン）

プログラム

ジェルジ・リゲティ：ヴォルミナ

ジェルジ・リゲティ：「ピアノのための練習曲」より

ジェルジ・リゲティ：６つのバガテル　ほか

酒井健治：青のスパイラル

酒井健治：青のリトルネッロ

酒井健治：「ピアノのための練習曲」より