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車椅子ユーザーが自動ドアを通過する様子 UD 3

(C)神奈川県民ホール

少しずつバリアフリー・UD化
その 20 扉の自動ドア化

  • 2020年7月31日
  • 神奈川県民ホール 南口入口

県民ホールの建物には入口が二ヵ所あります。
一つは山下公園に面した正面の入口。もう一つは水町通りに面した南口の入口です。
どちらの入り口も、入ってすぐ風徐室になっています。
風徐室は、屋外と屋内の間に置かれた小さな部屋のようなものです。
ガラスの扉で仕切られたこの小さな部屋で、外から入ってくる空気と屋内から出てゆく空気が交わり、
空気の緩衝地帯が生まれます。
その結果、外気や風の影響が低減し、屋内を快適に保つことができます。

これまで外と風徐室の間の扉は自動で、風徐室から館内へ入る扉は手動でした。
それがこの度やっと、とは言え南口だけですが、自動ドア化されました。
これで車椅子の方が、人の力を借りることなく、自分の意思で出入りできるようになりました。
誘導チャイムやシグナルメイトはついていませんが、見ることに困難のある方にとっても、
取手を探す手間が省けて、少しでもストレスが低減されたらと思います。

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