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  UD 3

 

少しずつバリアフリー・UD化
その 13 階段と手すりの長さ

  • 2017年5月5日 報告
  • 神奈川県民ホール 正面入口
年度が替わったのを機に、今回からタイトルにUD(ユニバーサルデザイン)を加えました。
今回のテーマは階段と手すりの長さについてです。
半年ほど前に、ある公園に設置された階段と手すりの写真がネット上で話題となりました。
そこに写っているのは公園でよく見る階段と、同じ長さの手すりです。
一見して不都合があるようには思えません。でも試してみればすぐに分かります。
手すりと階段が同じ長さになっていると、階段を上りきったとき、または下りきったとき、
手すりを掴む手が体の背後に残り、体勢が不安定になります。
手すりを必要とする方にとって、最後の一歩の不安は小さな問題ではありません。

電車の駅構内においては、階段に併設する手すりの始終端部(始めと終わり部分)に、
60センチ程度の水平部分を設けることを国交省が推奨しています。
これを既存の施設に当てはめるのは意外と困難です。
県民ホールの場合は、歩道から正面入口まで長い階段が続き、途中に踊り場を二ヵ所設けてあります。
公演終了時には二千人以上の来場者が一斉に外へ出るため、踊り場部分は手すりを設置していません。

先日手すりの設置箇所を増やした際に、既存の手すりの始終端部の長さを延長しました。
踊り場の面積が狭く、国交省推奨の長さではかえって人の流れを妨げる障害となるので、
やや短く仕上げてあります。
試してみると、最初の一歩と最後の一歩の安心感が増していました。

今後もフェイスブックやホームページで、 “少しずつ”進むバリアフリー・UD化を報告していきます。

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