バリアフリーフェスタかながわは、神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議が主催するイベントです。
神奈川県が推進する「バリアフリーの街づくり」を「体感し、理解を深める」ことを目的に、
2013年から毎年開催されています。
神奈川県民ホールは昨年に続き、2回目の参加となりました。
昨年と同じく、今年も県民ホールのバリアフリー化やUD化をパネルで紹介しました。
アトラクションもなく、景品もない地味なブースですが、
できる事から一つずつ取り組んでいる姿は、知っていただけたと思います。
県民ホール以外の出展者は、ほぼ障害関連団体・福祉関連団体です。
そんな中、なぜ公立のホールが出展するかは、昨年の記事にヒントがあります。
初出展となった昨年、どこか場違いではないかとの懸念を自ら抱いていました。
実行委員会のメンバーで、福祉の街づくりを専門とする方にそうお話ししたところ、
「文化施設として参加することに意義があるんです」との言葉が返ってきました。
以来、折りあるごとにその言葉を思い出しています。
今年は、「社会に参加する」という意識を強く持って出展しました。
昨年までは、施設をバリアフリー化することばかり意識していましたが、
今は、社会のバリアフリー化に、文化施設として参加するという意識が加わりました。
それがどのような結果の違いをもたらすかは、時間が答えを出します。
時が過ぎ、誰も障害の有無など気にしない社会が訪れたとき、
そこにごく普通に神奈川県民ホールがあればいいなと思います。
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(C)神奈川県民ホール
少しずつバリアフリー・UD化
その 18 バリアフリーフェスタかながわ2018に出展しました
- 2018年11月4日
- 横浜新都市ホール